こんにちは。「つちまるの備忘録」というタイトルのブログを運営しているつちまるといいます。栃木県在住です。
今回は、ぼくが実際に体験したリゾートバイトについて実際の体験談を交えたうえで書いていこうと思います。
この記事では
- リゾートバイトのメリットデメリット
- ぼくが実際に取り組んだ仕事内容
- 稼げるのかどうか
- リゾートバイトを選ぶうえで気にした方がいい点
について詳しく説明していきます。
- リゾートバイトってなに?
- ぼくが行ったリゾートバイトの案件について
- ぼくの行ったリゾートバイトの仕事内容
- リゾートバイトの特徴
- リゾートバイトの3つのメリット
- リゾートバイトの3つのデメリット
- 経験者が語る、リゾバの案件を選ぶ3つのポイント
- まとめ
- 関連記事
リゾートバイトってなに?
リゾートバイトの概要
まず「リゾートバイトって何よ?」という人もいると思うのですこし説明します。
リゾートバイトというのは、「リゾート」と名の付く通りリゾート地でアルバイトをすることです。そのままですね(笑)
主な勤務先
勤務先はいくつかあるのですが、一例として
- 温泉
- 旅館・ホテル
- スキー場
- 海の家
- キャンプ場
などなど、色々あるそうです。
上は北海道、下は沖縄まで全国いろんなところで働けるのが特徴です。ちなみにぼくは、静岡県伊東市にある温泉ホテルにて勤務しました。
ぼくが行ったリゾートバイトの案件について
日時
2016年12月下旬から2017年1月末まで。5週間ほどですね。
バイトが始まったとたんに年末年始という名の戦争に放り込まれたので、かなりヤバかったです。仕事のやり方とか全然わからないのにいきなりあれやこれやと指示されて毎日テンパってました。
その勤務地を選んだ理由
選ぶにあたって考えていた基準は大きく二つ
- 静岡県内であること
- 住み込み寮が個室であること
バイトしようと思ってた期間中に御殿場で予定があったので、静岡県内で働けたら移動とか楽だろうな、と思ったのが一つ。
あともう一つ、静岡県って御殿場とか裾野を除いて雪が全く降らないんですよ。
実際に当時住んでいた名古屋が大雪で大混乱していたにもかかわらず、静岡ではカラッカラに晴れてましたからね。(その代わり現地では乾燥にめちゃくちゃ悩まされましたww)
上記の二つの理由を考えた結果、静岡県伊東市の温泉ホテルの案件に落ち着きました。
ホテルの窓からはこんな絶景が見えました。疲れたときに眺めると癒されるのがいいですね。
ぼくの行ったリゾートバイトの仕事内容
ぼくの行ったリゾートバイトの仕事内容は大きく3つありました。
- 客室清掃
- 厨房内の作業
- ディナー時に厨房〜ホール間へ料理をもっていく
各仕事の詳細をこまかく書いていきます。
客室清掃
お客さんが宿泊した部屋を、次のお客さんが使えるようにするためにキレイに清掃します。
ベッドのシーツを取り換え、お客さんが置いてったゴミを片づけ、トイレや風呂場もピカピカに磨きました。日中のメインの業務です。
レストラン清掃・夕食準備
夕方になるとディナーの準備のためにお皿などをセッティングしたり、レストランの掃除をします。
繁忙期はディナーのセットしか手が回らなかったのですが、ピークを過ぎるとディナーの時間までエンドレスにレストラン内を掃除していました。
一番大変だったのは床掃除。こびりついた床の汚れを雑巾でちまちまと落としていく作業はマジで苦痛だった。
厨房〜ホールのつなぎ役
ディナー時の業務内容が、厨房からホールへディナーを持っていくこと。
ホールがかなり広く、ホール担当が厨房まで料理を取りにいくのは効率が悪すぎるので、厨房で作られた料理をぼくがホールスタッフへもっていく必要があります。
ホールエリアA〜Eに分けて、各エリアに一人スタッフを配置します。
そのスタッフがいるところへぼくがお客さんが注文した料理を運んでいく、という流れです。
リゾートバイトの特徴
リゾートバイトって稼げるの??
リゾートバイトはそこら辺のアルバイトよりは断然稼げます。
拘束時間が長いこともあり、時給も他のアルバイトより若干高めに設定されています。
ぼくが学生時代に経験したアルバイトはどんなに長くても一日に5,6時間程度でした。しかしリゾートバイトでは短くても9時間、繁忙期で13,14時間は拘束されていました。
リゾートバイトは同じ案件であっても、派遣会社によっては時給が異なることもあるそうです。なのでお勧めは、複数社で案件を見比べたうえで決めたほうがいいでしょう。
拘束時間が長いだけではメリットにならない気もしますが、支出もかなり抑えられます。
というのも、住み込みで家賃がかからず、しかも食事も支給されるからです。住み込みについては後述しますが、食事は弁当だったりディナーの残りだったりなど案件によりけりです。
ちなみにぼくの行ったところではホッ〇モ〇トで買ってきたような冷めた弁当でした。
リゾートバイトにはどんな人が来てるの?
ぼくと同時期に来ていた人は、みんな20代のフリーターの方ばかりでした。
時期と案件によっては30代40代や、長期休暇中の学生さんも来てたりするそうですが、時期が長期休暇ではなかったので学生はいなかったです。
働く目的は人それぞれでした。
ある女の子二人組は夢の実現のためにお金を貯めるために来たそうです。
またある男性は日本の色んなところで働いてみたいと言っていました。
住み込み寮の環境は?
ぼくの案件の場合は、ホテル近隣にあるユニットバス付のワンルームのアパートで個室でした。
ちなみに個室にはテレビや布団、電子レンジといった本当に必要最小限の物しか置いてませんでした。案件によってはホテルの空き部屋に住み込みさせるところもあれば、相部屋で寝泊まりするところもあるそうです。
先述の通りぼくの場合は、かなりミニマリストな生活を強いられます。
退去直前に撮影した部屋の様子↓↓
ベッドが無いのはまだ我慢できるけど机が無いのはマジでつらかった。
リゾートバイトに行ってた時はブログ更新は膝の上にPCを置いて作業していたのですが、自分にとってはかなりハードな環境でした。
ちなみに食事も自分の部屋で食べるのですが、飯のときはこんな感じ
※朝ご飯は支給されないので自分で用意します
すごいでしょ!?この同情したくなるくらい貧しい感じww
メニューだけでもひもじく見えるのに、机が無いだけでここまで哀愁漂うのかと今画像を見てみて思います。
リゾートバイトはきつい?
仕事量の多さの波はかなり激しいです。
ぼくが始めた当初の年末年始はとにかくきつかったです。
毎日10:00くらいから勤務開始で、夜は23:00過ぎるのは当たり前。大みそかは26:00くらいまで働いていたような気がします。大みそかは紅白歌合戦を見てのほほんと年越ししているぼくにとって、嵐のような大みそかでした。
ただ、年末年始が終わるとビックリするくらい暇になりました。とくに平日がヤバい。業務量が少なくて死ぬほど退屈でした。
繁忙期は死ぬほど忙しい、繁忙期ではない平日は死ぬほど暇になる。それがリゾートバイトかなと思いました。
リゾートバイトの3つのメリット
1. 短期間で稼げる
最短1か月あればきっちり稼ぐことが出来ます。
前述のとおり支出を大幅に抑えられるのがでかいですね。ぼくは5週間働いて20万円以上は貯金が出来ました。
2. 通勤時間がほぼ0である
これまでに東京や名古屋で働いていたときは通勤に片道1時間は掛けていました。
しかし、リゾートバイトでは勤務するホテルと住み込みのアパートが目と鼻の先にあるので30秒あれば行けてしまいます。
ここで働くまでに通勤時間をかけるのは当たり前って考えていたのですが、実際に通勤時間をなくすことでかなり時間にゆとりが持てますね。
いかに通勤時間の生産性が低いのか、ということを学びました。
3. 福利厚生のおかげで色々と無料で利用できる
ぼくの案件の場合、1回1500円くらいする温泉に無料で入れました。これは嬉しかった。
5週間の間に合計8回くらい使い倒しました。
バイト仲間の子は「使うのに抵抗がある」とか言っていて結局使わなかったらしいのですが、それは本当にもったいないです。
しっかり働いた権利なのですから、温泉でリフレッシュして次の日のバイトに精を出したほうがいいんですよね。
ちなみにスキー場の場合は、リフト券が無料だったりすることもあるそうです。スキーヤーやスノーボーダーはこのリフト券目当てでゲレンデでバイトするんだとか。
リゾートバイトの3つのデメリット
がっつり働けて稼げる、そして住み込みと食事支給で家賃と食費がかからないから支出が大きく下がる、
一見メリットだらけに思えるリゾートバイトですが、いいことだけではありません。ここでは僕が直面したデメリットについても触れていきます。
1. 住み込み寮の環境を選べない
個室か相部屋かという情報は求人の段階で開示はしているのですが、中の様子などは一切確認できません。
そのため事前にモノを準備することもできませんし、自分に合わない寮環境のなかで暮らす場合だってあり得ます。
ぼくの場合は、部屋に家具がほとんどないミニマリストの部屋で過ごすことになり、適応するのに苦労しました。
ぼくには最低でも家具とデスクは必要であることが分かりました。
2. 休みの日にすることがマジでない
ぼくは直面しなかったのですが、同時期に入ったバイトの子は口をそろえて「休みの日にすることが無いww」と言っていました。
というのも、リゾートバイトって大抵の場合交通機関が悪いところで働くことになります。ぼくの勤務先も最寄り駅までクルマで10分は掛かるので、徒歩で駅前にいくのには無理があります。
なので車がないとかなり不便なのですが、東京などの都心部からくるバイトさんが多いので、車を持っていない人の方が圧倒的に多いんです。
また、リゾートバイトをやったことない人であれば休みの日にバイト仲間でウェイウェイして過ごす光景を想像される方もいるでしょうが、そもそも休みが合わないです(笑)
ぼくもバイト仲間から「ドライブ連れてってよー」と言われたことがあったのですが、休みが合わなかったためにバイト期間中は実現しませんでした。
ちなみにぼくは、休みの日は部屋にいるときはブログ更新、外出時はドライブしたりしてそこそこ充実したお休みを過ごしていました(笑)
3. 買い物ができない
ほかの案件がどうなのかは分からないのですが、ぼくのところではスーパーもコンビニも近辺になかったので買い物が一苦労でした。
たしかに食事は出るので買い物の頻度は多くないです。けど、トイレットペーパーとかティッシュなどの日用雑貨は買う必要が出てきます。
自分で持ってくれば話は別でしょうが、そこまできっちり準備する人なんてそういないでしょう(笑)車を持っていないバイトメンバーの方々はAmazonなどのネット通販を上手く使って必要なものを揃えたりしていました。
経験者が語る、リゾバの案件を選ぶ3つのポイント
1. 住み込み寮の環境
「個室か相部屋か」という点を見たほうがいいのはもちろんですが
- 家具は何が付いているか
- ネット環境は問題ないか
という点も見たほうがいいです。
とくにネット環境は気にした方がいいですね。
ぼくが行った案件では何の問題もなくスマホもポケットWi-Fiもつながったのですが、いくつかの他の候補地ではポケットWi-Fiがつながらない案件もありました。
寮内にWi-Fiが通っていれば確認する必要はなさそうですが、リゾートバイトは基本的にど田舎に派遣されることが多いのでネット環境は事前に確認しておきましょう。
2. 食事はどれだけ支給されるのか
支給される食事についても結構ピンキリだそうです。
ぼくが行った案件では、勤務日の昼と夜にだけ〇ットモッ〇の弁当が支給されます。逆に言うと、毎日の朝食と休日の三食は自分で用意する必要がありました。
これが当たり前なのかと思いきや、ほかの案件では休日も含めて三食支給されるところもあるそうです。しかも弁当ではなくレストランのまかないという形で。
なので支出をより抑えたいのであれば食事の支給頻度が高いところを選びましょう。
食事が出ない日もある案件の場合は調理道具を持ってった方が便利でしょうね。
3. 駅から近いか / 周辺アクセス
月単位で過ごしていると、どうしても買い物をする必要性が出てきます。
Amazonで全部済ましてしまうのも一つの手ですが、スーパーやコンビニで買った方がすぐに手に入りますからね。スーパーやコンビニが近いかどうかも確認しておいたほうが生活するうえで楽になります。
食事が支給されない日がある場合はとくに。
ぼくは車を持っていたのでこの辺は気にしなかったのですが、車を持っていない方々は相当苦労されていました。
まとめ
というわけで、ぼくが実際に経験したリゾートバイトについてまとめです。
- 普通のバイトに比べてガッツリ稼げる
- そのうえ食費・家賃がかからないので貯金がしやすい
- 繁忙期は死ぬほど忙しいけど平日は死ぬほど暇である
- 福利厚生で無料で温泉に入れるのが嬉しい
ちなみにリゾートバイトを探すなら「アルファリゾート」が断然おすすめです。これからリゾートバイトにいこうと考えている人の参考になったらうれしいです!
4ヶ所、計6種類の仕事をしてきた経験者が、1ヶ月で実際にどれくらい稼げたかを大公開を公開してるので、参考にしてみてください。
→リゾートバイトは稼げて貯金できるのか?リゾバで6つの仕事をした経験者が給料や時給を大公開
つちまる
・Twitter:つちまる (@tcdtkhs)
・ブログ:つちまるの備忘録
関連記事
・リゾートバイトのおすすめ派遣会社5社を徹底比較!初心者を絶対悩ませない特徴・評判まとめ
・【女性体験談】5回のリゾートバイトを経験したわたしが伝えたいリゾバの魅力。
・【おすすめ】住み込みバイトを2年間経験した私がその魅力を徹底解説する