読了。キンコン西野さんのビジネス本おもしろすぎて3時間で一気に読み切った。 pic.twitter.com/Y7PW1jFp0L
— しみ @クラファン挑戦中! (@shimi_yurutabi) August 14, 2016
先日出版されたキングコング西野さんのビジネス書「魔法のコンパス 道なき道の歩き方」がおもしろすぎたので紹介します。
常識を覆してきた著者キングコング西野さん
西野亮廣 (にしの・あきひろ)
1980年兵庫県生まれ。1999年梶原雄太と漫才コンビ「キングコング」を結成。活動はお笑いだけにとどまらず、3冊の絵本執筆、ソロトークライブや舞台の脚本執筆を手がけ、海外でも個展やライブ活動を行う。
また、2015年には“世界の恥"と言われた渋谷のハロウィン翌日のゴミ問題の娯楽化を提案。区長や一部企業、約500人の一般人を巻きこむ異例の課題解決法が評価され、広告賞を受賞した。
その他、クリエイター顔負けの「街づくり企画」、「世界一楽しい学校作り」など未来を見据えたエンタメを生み出し、注目を集めている。2016年、東証マザーズ上場企業『株式会社クラウドワークス』の“デタラメ顧問"に就任
ぼくが西野さんのファンになったのは4年前。
あれからずっと動向を追いながら、時にはイベントに参加したり、企画に乗ったり、たくさんドキドキさせていただいています。
漫才をしたり、絵本を書いたり、舞台脚本を書いたり、小説を書いたり、海外で個展をしたり、学校を作ったり、ソロトークライブに2000人を集めたり、渋谷ハロウィンのゴミ問題を解決したり、町を作っていたり、とにかくオモシロイことを生み出す天才なんです。
そんな西野さんのビジネス書
漫才師、絵本作家、イベンター、校長、村長、ついには上場企業の顧問にも就任しちゃったキングコング西野が語る「新しい仕事の広げ方」、「本当のお金の話」、「常識の覆し方」、「エンタメの仕掛け方」とは? 肩書きを自由に飛び越える異端児の型破りな実例満載!世間からハミ出す人のためのビジネスヒント集
その西野さんがビジネス書を出版すると聞いて、「これは絶対にオモシロイ」と確信したぼくはAmazonの予約販売の時点で購入し、今か今かと届くのを心待ちにしていました。
そしてついに手元に届き、一気に読み切り、想像以上の内容だったのでそのままのテンションでこの記事を書いています。ちょっと紹介させてください。
内容を一部紹介
本書のなかの文章を一部紹介します。
人生を賭けるほどの「問い」を見つける方法
「壮大な問い」は自分にとって " 居心地が良い場所 " にはあまり落ちていない。(中略)1876年にアメリカのグラハム・ベルが電話を発明しちゃったから、「遠くにいる人と会話をすることはできないの?」という問いはもう生まれない。
つまり、人生を賭けるほどの「問い」を見つけるためには、居心地の悪い場所に立つ必要がある、というか居心地の悪い場所に立ったほうが「問い」が見つかりやすい。
お金の正体を把握すること
好きなコトで生きていこうと考えて、「面白い」を追求する人ほど、お金と真摯に向き合うべきだ。というのも、お金とキチンと向き合い、お金の正体を把握することで「面白い」の選択肢が増えるから。
マネタイズのタイミングを後ろにズラすと「面白い」の可能性は増える
昔話みたいな話だけれど、どうやら恩は必ず返ってくるようで、今の時代、その " 返し方 " をクラウドファンディングやブロマガなどに誘導すれば(言葉は悪いけど)、ダイレクトにクリエイターの活動資金に繋げることができる。
その方法でクリエイターがやらなきゃいけないのは、信用を積み重ねること。クリエイターの信用とは何か? 相手を楽しませることだ。
オール3の状態が最も効率が悪い
社会に出れば「アソコはアイツに任せるから、あなたはココを頑張ってね」という分業制で回るから、弱点は他人に補ってもらえばよくて、弱点を克服する必要はないというのが僕の考え。
通知表でいえば「オール3」という状態が最もマズイ状況で、他の教科なんて「1」でいいので、その時間を使って、自分の「4」を「5」にする作業をしたほうがいい。
セカンドクリエイターが人口爆発を起こしている
今はプロ・アマ問わず、各々がメディアを持っている。つまり、誰でも発信者になることができる時代だ。これまで作り手と受け手の二極化であったのに対し、「本業にするほどではないけれど、なんとなく作り手側も味わってみたい」という第三極目を生んだ。(中略)
僕はその人達のことを「セカンドクリエイター」と勝手に呼んじゃっている。実は今、このセカンドクリエイターが人口爆発を起こしていて、その数は、いわゆる純粋な受け手を食わんとする勢い。いや、もう、とっくに食ってるかもしれないね。
こうなってくると、これまでのように純粋な受け手に向けて発信していたコンテンツよりも、セカンドクリエイターに刺さるコンテンツのほうが力を持ってくる。
好きなことでしか生きていけない時代
2045年にはロボットの人工知能が人間を超えちゃうらしい。その時、ロボットのIQが1万だってんだから、もう歯が立たない。
人間の「仕事」は次々にロボットに奪われていくだろうね。(中略)
その時、ステレオタイプの親父が口にする「好きなことで食っていけるほど人生は甘くない!」という人生訓は、まったく的が外れていて、好きでもない仕事は、これから更にロボットが奪っていくんだから、人間に残されたのは " とても仕事とは呼べない好きなこと " なんだよね。(中略)
「好きなことで食っていけるほど甘くない!」という時代から、「好きなことで生きていく」を追い求める時代になり、これからは「好きなことでしか生きていけない」という時代が間違いなくやってくる。
レビュー
西野さんの考えていることやアタマの中、仕掛け方、戦略、未来の話などその他もろもろが覗けてしまう本。300ページを超える内容量の本なのにスラスラ読めちゃう。
ぼくはいつも自己啓発本やビジネス書を読むときに、感銘を受けた箇所や読み返したいところに赤線を引くクセがあるのですが、この本に関しては赤線だらけになりました(笑)
いつでも持ち歩いていたい、僕のバイブルになりそうです。
今すぐ読みたくなる目次
最後にこの本の目次を載せます。
もうね、目次見てもらったほうが早い。
ぼくはこの目次の時点でワクワクしました。
向かい風はボーナスチャンス!
・だから、箱根駅伝は面白くない
・僕は問いを持つ
・はねるのトびらで見た限界
・芸人はひな壇に出ないと飯が食えないのか?
・ヨットのように生きる
・ハロウィンのゴミ問題を " 遊び " で解決しちゃった
お金の話をしよう
・「夢を追いかけようぜ」教育の罪
・幸せなホームレスに教わった「お金の正体」
・仕事サボって1000万円
・仕事の広げ方
・勝てるところで勝つ
・真剣に作品を売る
・僕が田舎に豪邸が建つほどお金を払っているモノ
革命の起こし方
・SNSの正しい使い方
・流通に載せないDVDを作って、独演会のNY公演
・ネタバレと確認作業
・隠れテーマのある「天才万博」
・世界一面白い学校「サーカス!」
・イジメの終わらせ方
・戦争が無くならない理由
・完全分業制で作る絵本の挑戦①〜③
・チームの力を最大化する方法
・お笑いライブで赤ん坊が泣く問題について
・「子供向けですか?」と訊く親について
・授業中のスマホ禁止は時代錯誤
・パクリの線引き
・五輪エンブレムとマズ味調味料
・「負けエンブレム展」の意外な結末
・「空気を読む」の価値
未来の話をしよう
・セカンドクリエイター時代
・マイナスをデザインする
・ファンクラブの必要性
・スナックは最先端のエンタメ
・テレビCMについて
・お笑い芸人がライブで食っていけない理由
・集客のこと
・ライバルはAEON
・おとぎ町ビエンナーレ
・埼玉に「おとぎ町」
・時代が次に求めるもの
・仕事になるまで遊べ
超おすすめです
ぼくがファンだからというアドバンテージを差っ引いても、これだけの良書はなかなかないと思う。
ぜひ読んでみてください。最高の一冊ですよ。
【追記】2016.12.19 現在、10万部が売れています!
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