今回はヒッチハイカーの唯ちゃんが自身の経験をもとに「不登校」というテーマで寄稿してくれました。
唯ちゃんは弱冠20歳ながら心理カウンセラーであり、世界一周団体TABIPPO大阪支部の元副代表であり、飲食店も運営していたというツワモノ。
そんな彼女にも不登校で悩んだ暗黒期があり、おなじように悩む人たちへの想いを書いてくれました。読んでみてください。
こんにちは!本と珈琲と人が好きなヒッチハイカー唯 (@yuihskw) です!(写真右)
私のプロフィール記事にも少し書いてあるのですが、私の暗黒期、中学校時代の不登校。いまはその経験を活かして心理カウンセリングをしているのですが、現在も多くの人が不登校に悩んでいて、私のカウンセリングを受けている方も、やはり不登校の子がほとんどです。
そしてカウンセリングをしている子に毎回伝えていることがあります。
「 君の選択、大正解!!!」
今日は私が不登校の人に伝えたい3つのことを書いていきます。
1. 親と一緒に将来を考えよう
不登校になると不安なこと。それは「進路」なんですよね。私もめっちゃ不安で、中二の終わりに塾に通いだしました。
もともと、学校に行くのが嫌だっただけで、勉強は好き。塾に行ってからはどんどん成績も伸びました。学校に行かなくたって、塾に行かなくたって勉強はできるし「不登校=落ちこぼれ」みたいな偏見があるけど、これは間違ってる!と声を大にして言いたい。
学校の奴らを見返したい!そんな思いで私は勉強していたけれど、あなたにはこの方法はオススメしないかな。なぜなら、成績が上がっても虚しさしか感じなかったから。
「いじめてくる子は私がどうなろうと関係なかったんだな」って。いじめをあんな深刻に考えてた自分あほらし!ってなったんだ。
だから、自分の好きなことを学ぼう。絵が好きなら、デッサン毎日書いたり、数学好きなら極めてみたり、いろんな資格取得してみたり。時間は有り余ってるはずだから、学校の勉強なんて一旦ほっといて、好きなことしよう。全力で!
ただ、将来のことをだいたいでいいから決めておくのは大事かな。私みたいにいきなり大学中退の選択とるかもしれんけど(笑)
人生何が起こるかわかんないから、もし一年後死んでしまうとしたら、私は何をするだろう? 誰に会いたいかな?
それをしっかりと考えること。できれば親と一緒に考えてほしいな。
なぜかというと、お母さんお父さんはあなたをここまで育てるまでにたくさんの経験をして人生を歩んでいる、いわば大先輩。あなたの夢を真摯に受け止め、方法を考えてくれるはず。
仲が悪くて話せないなら、私に連絡くれれば、いつでもお話聞きます。一緒に夢叶える人生歩もうね!未来を、夢を自由に描こう。
2. 本当は学校いきたい?もう二度と行きたくない?
何か問題があってきっと不登校を選んだよね?
どうだろう、その問題が解決すれば行きたいかな?
それともその問題があってもなくても行きたくない?
もし少しでも行きたいと思うなら、思い切って担任の先生に相談してみよう。
私はテスト期間だけ学校に行って、保健室でテスト受けてたよ。学校の先生は頼めば色んな提案をしてくれるし、なんなら家まで来て、授業してくれたからね。
本当は学校行きたい。けど・・・と思ってるならまずは相談してみよう。
大丈夫、先生はあなたを見捨てたりしません。何人もの生徒を見守って来た先生だからこそ知っている知恵や、進学方法。学校に通うのが全てではないこともしっかり分かってくれています。
だからまずは話をしてみること。5分でもいいから話してみると、きっと解決策が先生からたくさん出てくるはず。信頼できる先生じゃないなら、24時間電話で話を聞いてくれるところもあるので、そっちにかけてみてもいいかも。
とにかく話す!これ大事。
3. なんの刺激もない今の状況、つまんなくない?
私は本当に毎日つまんなかった。
本読んで、ご飯食べて、寝て。の繰り返し。
やっぱり人って話したい生物なんだろうね。
ふと、誰かに会いたくなる。
連絡を取りたくなる。
今のままは確かにめっちゃ楽だけど、せっかくの青春時代、刺激的な毎日過ごしてみたくない?
不登校しているなら、そのまま知らない街に出かけてみるの、どうだろう? 海外に行ってみちゃうとか。
あなたの見えてる世界がいかにちっぽけなことなのかが分かるよ。実は外の世界って、すごく刺激的で、あなたの人生のスパイスになってるんだよ。言われてもピンとこないと思うから、まずは旅に出よう。私はそれで大きく変わった。
住んでる駅から5個離れた町で、下車してみよう。お気に入りの音楽でも聞きながら、町の空気を感じて。店のおばちゃんにそっと話しかけてみるのも面白いかも。出かけ先で、旅先で、あなたのことを知っている人は一人もいないのだから。
きっと、何か勇気をもらえるよ。刺激的な毎日に、お帰りなさい。
最後に
最後に、不登校で中学時代を過ごした私の
「当時といまの夢」そして「今の状況」を簡単に。
《 当時の夢 》
社長になってめっちゃ稼いで、いじめて来た人を見返せるくらい幸せになる!
これ本気で思ってた(笑)社長はすごいっていうイメージはあったのかな。とにかくえらくなりたくて必死に考えた結果がこれ。
《 いまの夢 》
不登校の子が憧れるような人生を歩みながら、その子たちが輝ける未来を一緒に作って行くこと。不登校や悩める青春時代を楽しく生きている、そんな人たちが集まれるカフェを作ること。
私は不登校の時、仲間が欲しかった。すごく切実だったし、寂しかった。けど誰も状況を理解してくれる人なんかいないんだと思っていたし、実際に本音を話せたのは親と先生と親友1人。
みんながそんな寂しい思いをしなくて済むように、カフェを作るのが今の目標であり夢です。
《 今の状況 》
不登校だった私。今は社長でもなんでもないフリーランスとして活動しているんだけど、毎日幸せ。
だから、生きてね。
自分から人生終わらせちゃうのだけはやめてほしい。きっと未来は明るくて、刺激的で、大好きになってるから!
そして最後にもう一度だけ。
「 君の選択、大正解!!!!! 」
あなたがどんな夢を持っていても、たとえすっごく悪いことをして不登校になっていたとしても、私はあなたの味方であり、友達です。
あ、この人と話したいかもと思ってくれた方、
もしくは不登校のお子さんがいる親御さん。
いつでも大丈夫なので、
ご連絡こちらからおまちしています!
なにか力になれると思います。
それでは!