「自分のスキルを誰かのために活かしたい!」
「代わりに欲しいモノやサービスがある!」
そんな人に朗報です。
あなたの「デキルコト」が誰かの役に立ち、代わりにあなたの「コマリゴト」を誰かが解決してくれる。
そんな助け合いをベースにしたマッチングサービスが公開されました。
助け合いのマッチングサイト「ハタラク」
それがこの「ハタラク」というサービス。
現在すでに事前登録がスタートしていて、多くの方が登録されているようです。
スキルとスキルの交換
あなたの「コマリゴト」は誰かにとっての「デキルコト」。誰かにとっての「コマリゴト」は、あなたにとっての「デキルコト」。
ハタラクは、そんなお互いのデキルコトとコマリゴトを交換して解決する、助け合いマッチングサービスです。何かコマリゴトがあるときは、自分にデキルコトを報酬としてスケットを募集します。その募集をみたスケットが、あなたのデキルコトを気に入れば、それと引き換えにコマリゴトを解決してくれます。
「わり!今度あのゲーム貸すからさ、掃除当番変わってくんない?」「ったく。しゃーねーなー(ワクワク)」
みたいな経験って、誰にでもありますよね笑
「ハタラク」はそんなユーザー双方が WIN-WIN になる助け合いをサポートします。
助け合いマッチングサイト - ハタラク
「出来ること」と「困りごと」の交換。
本来であればお金を払ってサービスを買ったり、お金をもらうためにスキルやサービスを提供したりすると思いますが、
このハタラクというサービスでは、お金を払う代わりに「自分のスキル」を提供すれば依頼ができて、作業をしてお金をもらう代わりに「欲しいサービス」を貰えます。
そんな新しい形のクラウドソーシングがハタラクなんです。
ハタラクを使う3つのメリット
このサービスを使う上でのメリットを3つ紹介します。
1. あなたのデキルコトを欲しいものに変えられる!
あなたのデキルコトは、誰かのコマリゴトを解決できます。それを提供することでスケットがコマリゴトを解決してくれます。
依頼にお金も必要ありません。
作業者は従来の「できることをする→お金もらう→欲しいもの買う」という形式から「できることをする→欲しいものをもらう」というダイレクトな流れになり、あいだにお金を挟まない分、正直になりやすく「あ!これ欲しい」と思えるリターンを見て、納得した上で応募ができます。
2. 助け合いをきっかけに生まれる縁
お金というものを介入させずに、お互いのコマリゴトを解決する「助け合い」の気持ちを通じて生まれるご縁は、きっとあなたにとって大切な存在になるでしょう。
3.「あなた」をより多くの人に発信できる
ハタラクを通じてあなたのスキルや欲しいものを面白いかたちで公開することで「あなた」という存在を世の中に発信することができます。
あなたのスキルを求める人が見つかったり、コマリゴトの解決によって個人活動を加速させることができたりと、あなた自身の可能性が広がっていきます。
事前登録がスタート!
そんな助け合いサービスであるハタラク。サービスの本格スタートは2017年の5月予定ですが、すでに事前登録ができます。もちろん無料。
今後このサービスを活用したい方は、ぜひ登録してみてください。
2つの使用例
イメージを掴みやすいように、使用例を2つほど紹介します!
例①
これはお仕事交換型。
「ホームページが欲しい」という掲載者と「サービスの告知がしたい」という提案者。
そんなコマリゴトを持ったエンジニアとブロガーがマッチングすることで、お互いに欲しいものを手に入れることができます。
例②
こちらは面白交換型。
「楽曲に対するアドバイスが欲しい」という依頼者と、「とくにコマリゴトはないけれど、面白そうなことに参加したい」という提案者。
楽曲アドバイスをする代わりに、いつかどこかで名前を出すという面白い形でマッチング!
なんと使用料はタダ!
『ハタラク』の利用にお金は必要ありません。
せっかくのお金を介さない助け合いに、利用料を設けて水を差したくなかったからです。
代わりに「支援金」の窓口をサイト内に設けます。
「いいスケットが見つかった」「面白い案件に出会えた」「サービスの趣旨に共感した」など『ハタラク』を応援したくなった時、お気持ちで支援していただければ幸いです。
なんと、このサービスを利用する上での使用料は一切かかりません。
「運営もユーザーとの助け合いで成立させたい」そんな制作者の想いからきています。
制作者の想いが素敵すぎる
制作者であるエンジニアの大滝昇平さん。
実際にお会いして、ハタラクに込める想いを聞いてきました。
「ハタラク」を作ろうと思ったキッカケ
きっかけは2つ。
「クラウドソーシングへの疑問」と「竹田和平(たけだ わへい)さんの金言」です。
仕事柄、クラウドソーシングの利用を試みたことがあるのですが、掲載されている案件の予算の低さに驚きました。
そのなかでも比較的予算に余裕がある案件には応募が殺到し、残りはちらほら、安めの案件は応募0件も珍しくないという状態。
「これでは依頼する側も作業する側も厳しい。お金のない依頼者でも困りごとを依頼できて、作業者も満足できるような方法はないのかなぁ...」と思っていました。
そして2016年10月、お仕事させていただいたある社長さんの講演にご招待いただき、
「働くとは他を楽にさせる『他楽(はたらく)』こと、他の人を楽にして楽しませると自分にも楽しいことが返ってくる。それが仕事の本質だ」
という竹田製菓の創始者、竹田和平さんの金言を教えていただきました。
「・・・(ポクポクポク)
チーン
コレだ!!!」
世の中には「自分ができなくて困ってること」ができる人がたくさんいる!!
その中には「自分にできること」ができなくて困ってる人もきっといる!!
そういう人とお互いのデキルコトとコマリゴトを交換して解決し合えば、お互いに満足だ!!そんな人たちがマッチングできるサービスを作ろう!
こう思い立ち、『ハタラク』という名前の助け合いマッチングサイトを作ろうと決めました。
クラウドソーシングへの疑問と、「他楽」という言葉を知り、仕事の本質を考え抜いた末に思いついたサービスだというのです。
現在のクラウドソーシングへの疑問
今のクラウドソーシングは物価が崩壊しています。
安い金額で出しても作業する人がいるので、時給にしたら200円くらいにしかならない仕事もザラです。作業する側もそんな値段なので、質の良いものが上がってくることは稀です。
でもこれってお互いに貶めあってるじゃないですか。
お金はなくてもできることを提供することで欲しいモノが得られ、ちゃんと欲しいモノを貰う代わりにいいシゴトをする。そんな他の人をラクにし合える「助け合い」を、ハタラクが繋ぎたいと思います。
ありえない価格で買い叩かれていたり、それによる品質の低下が招く悪循環はどうにかならないものかと僕も感じていて、そんな従来のクラウドソーシングに代わるサービスが「ハタラク」なのだと思います。
助け合いの世界に
運営側としてはまず儲からない、気が狂ったようなサービスですが、今の世の中に必要なのはこういう温かみあるサービスじゃないかと思っています。
ビジネスモデル? マネタイズ?
そんなもん知らん!!!!
僕はこの制作者の熱い想いを聞いて、強く共感しました。
こういう人の温かみを感じるサービスが日常にあったなら、昔の日本に当たり前のように存在していた「お隣さん同士の助け合い」のような、もっと人間らしい関わりのある世界になるのかなって思います。
応援よろしくお願いします!
そしてこのハタラクは2017年5月にリリース予定とのことで、現在サービスを生み出すための資金を調達するため、クラウドファンディングにも挑戦されています。
→デキルコトとコマリゴトを交換する!助け合いマッチングサイト『ハタラク』を作ります - CAMPFIRE
想いやサービスに共感しましたら支援をお願いいたします。僕も出資しました。
この素敵な助け合いサービスが世に広まっていくことを祈っています。