- ビットコインって儲かるの!?
- 仮想通貨って言葉からして怪しくない!?
など考えたことはありませんか?
最近はビットコインで支払いができるお店が少しずつ出てきたりしていて、日の目を浴びるようになってきました。
ですがぼくは仮想通貨の知識がなかったとき「危なそうだから手を出さない」という単純な理由で仮想通貨(ビットコイン)から距離をとっていました。
しかし「収入源はいくつでもほしいから今のうちに知識をちょっとでも入れておこう」ということでぼくはビットコインの世界に足を踏み入れました。
そんな数ヶ月前のぼくのように『仮想通貨?何それ?怖い』という方がビットコインの基礎中の基礎をキチンと理解できるように、教科書的に書きました。
興味ある部分から見ていただいてかまいません。目次を用意しましたので、そちらをご活用ください。
- ビットコインとは?
- ビットコインの仕組みを理解する
- ビットコインとアルトコインの違いと特徴
- ビットコインの相場とこれまでの価格変動
- ビットコインの取引所の種類と特徴
- ビットコインの購入方法
- ビットコインウォレットってなに?
- ビットコインって儲かるの?
- ビットコインに税金はかかるの?
- ビットコインで知っておくべき騒動と事件
- ビットコインに関するメリットとデメリット
- まとめ
ビットコインとは?
ビットコインとは、インターネット上で取引や通貨発行(採掘(マイニング)と呼ばれる)が行われる「分散型仮想通貨」のことです。
政府や中央銀行などの中央機関を介さず、また、P2Pネットワーク上で取引が行われるため、取引の仲介手数料が低く抑えられ、迅速に世界中のどこでもだれとでも貨幣取引を行うことができます。
引用:Bitcoin日本語情報サイト
簡単にいうとビットコインはインターネット上でやり取りするお金のことです。仮想通貨や暗号通貨のうちの1つです。
イメージとしてはSuicaやPasmoのような電子マネーみたいなものです。ただしSuicaなどにチャージした電子マネーはあくまで日本円であるのに対し、ビットコインはビットコインという通貨です。
これを米ドルや日本円にできるので、いわばビットコインというくくりの中に電子マネーがあるというような感じです。
ビットコインの成り立ち(歴史)
2008年にサトシ・ナカモトという人物が『Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System』という論文を投稿したのが始まりと言われています。
そして2009年にビットコインの理論を実現するためのソフトウェアがオープンソースで開発と公開がされてすぐにビットコインの最初の取引が行われたそうです。
2010年2月にビットコイン両替ができる最初の取引所が誕生しました。そして同年5月にはじめて現実社会でビットコインを使った決済が行われています。
その最初の取引が「1万ビットコインとピザを交換しないか?」というものだったらしく、最初はもろ遊び心満載ですよね!
ちなみにいまでは1ビットコイン=54万円(2017年10月現在)なので、ピザ1枚あげて54億円もらったことになります!すごいですw
同年7月には日本での取引所となるビットコイン取引所Mt.Goxが開設されています。
(ですがこのMt.Goxがマウントゴックス事件(後述)を起こしてしまい、ビットコインや仮想通貨を『危ないもの』をいう印象を日本人に与える引き金となりました)
このあたりからビットコインの上がり下がりが凄まじくなったそうです。
その後のビットコインの時系列を載せておきます。
- 2011年2月~市場価格【1ドル】を上回る
- 2011年6月~闇サイトで使える報道で価格が急騰【 終値 ¥1,489 】
- 2012年 ~ビットコイン関連のビジネスが数々登場
- 2013年3月~【200ドル】ユーロ圏のキプロスに発する金融危機で、安全な逃避先を求める動きでビットコインに流入。【終値 ¥4,736】
- 2013年3月~ビットコインの総流量が総額10億ドルを超える。
- 2013年10月~FBIが闇市サイトSilk Roadを閉鎖。【終値 ¥13,356】
- 2013年10月~中国Baidu(バイドゥ、百度)がビットコイン導入。価格は急上昇し、一時【1,200ドル】を上回った。
- 2013年12月~中国当局の取締りを受けて一時【700ドル】まで下落。中国では金融機関が事業としてビットコインを取り扱うことを禁止公表(個人間は合法)
日本ではNHKが初めてビットコイン特集を放送。【終値 ¥110,000】- 2014年2月~Mt.Gox(マウントゴックス)交換所破たん
Ethereumプロジェクト開始。【終値 ¥18,280】- 2014年6月~国内初のビットコインATMが東京で登場。【終値 ¥60,932】
- 2014年7月~パソコンDELLがアメリカ国内でビットコイン支払い開始
- 2014年9月~Paypalがビットコイン決済への対応発表。【終値 ¥42,710】
国内ビットコイン決済サービス登場- 2014年12月~Microsoft社がアメリカ限定でビットコイン決済の受付を開始
※2014年は日本で複数の取引所がサービスを開始引用:仮想通貨まとめ
ビットコインの仕組みを理解する
ビットコインの歴史をご覧いただいたところで少し踏み込んで仕組みをご紹介します。
ビットコインの仕組みを理解するにはまず『ブロックチェーン』と『マイニング』を理解する必要があるのでそちらから解説します。
ブロックチェーンってなに?
ブロックチェーンという技術のおかげで取引データなどを「勝手に改ざんできない」という信頼性がビットコインを通貨として成り立たせる仕組みになってます。
そのブロックチェーンについてご紹介します。
ブロックチェーン(英語: Blockchain)とは、分散型台帳技術、または、分散型ネットワークである。 ブロックチェインとも。
ビットコインの中核技術(Satoshi Nakamotoが開発)を原型とするデータベースである。 ブロックと呼ばれる順序付けられたレコードの連続的に増加するリストを持つ。
引用:ブロックチェーン – Wikipedia
ということだそうですが…これだと理解できませんよね。
ぼくもビットコインについて詳しくないときに読んで頭を捻らせました。なのでここではぼくのことばにして簡単にお伝えしておきます。
ブロックチェーンとは中央サーバーがなく多数のコンピューターでデータベースを共有してデータの改ざんをできなくしたネットワークの仕組みです。
たとえば、銀行の場合はお金の流れを把握できるのは銀行側だけですが、ブロックチェーンは分散型ネットワークと呼ばれていて、誰か代表者が管理するシステムではなく皆で監視し合う仕組みなのです。
引用:ビットコインニュース
かと言って、AさんがBというお店でビットコインを使ったというところまでは見えることはないのでご安心ください!
ここでは「ブロック」という台帳のようなものに取引データを蓄積していき、そのブロック(台帳)のデータがいっぱいになったら次のブロック(台帳)を用意し、そのブロック(台帳)を紐付けるものがブロックチェーンだということを認識していれば十分です。
もっと詳しく知りたい場合は書籍等で勉強してみてください。
ちなみにブロックチェーンはビットコインの核心的な技術ということでしたが、最近では別の分野にも応用できるということで金融や流通業界でも注目されています。
ビットコイン採掘(マイニング)ってなに?
まず前提として、仮想通貨取引の全てをブロックチェーンに記録する為には膨大なマシンのパワーが必要になります。
そしてブロックチェーン技術は世界中の人のマシンのパワーを利用することで維持できています。
そこでマシンのパワーを提供してくれた人には報酬として仮想通貨を支払うことになっています。これが採掘(マイニング)です。
「そしたら無料でビットコインを貰ってそれで投資しよう!」と思う人もいるかもしれません。
出鼻を挫くようで申し訳ない気持ちなのですが、マイニングにはハイスペックなパソコンが必要で、さらに現在ではマイニング専用のコンピュータまで開発されるようになっているため、もはや一般人にはできないと言われています。
ビットコインの仕組み
では『ブロックチェーン』と『マイニング』の解説が済んだのでビットコインの仕組みを解説します。
シンプルに言ってしまうと、ビットコインとの仕組みは取引所もしくはマイニングによりビットコインを得て取引過程をブロックチェーンで記録するだけです。
引用:AbemaTIMES
ですが、これまでの銀行のように中央集権化(どこかひとつの機関が裁量権をもつこと、日本だと国家政府に権限が集中している)がされておらず、しかもどこの国の人とも円滑に取引ができる点からかなり画期的で、その価値がかなり上がってきているというわけです。
ビットコインとアルトコインの違いと特徴
仮想通貨やビットコインのことを調べているとアルトコインという単語がかなり出てきます。そのアルトコインについて整理しておきます。
結論から言うと、ビットコイン以外の仮想通貨をまとめてアルトコイン(altcoin)と言います。
仮想通貨といえばビットコインがとても有名です。やはり、最初に世の中に出てきて世界に広まるというのは、先行者利益があるのでしょう。
このため「仮想通貨といえば、ビットコイン」「ビットコインといえば、仮想通貨」というイメージさえあるかもしれません。
しかし、世の中にはビットコイン以外にも数多くの仮想通貨があります。なぜでしょうか。理由は簡単です。「ビットコインのプログラムはすべてが公開されているから」です。
ビットコインはP2Pの環境で稼働しています。すなわち、中央管理者がなく、ビットコインのネットワークに参加しているコンピュータ(ノードと呼ばれます)一つ一つにプログラムをインストールして稼働させています。
そこで、ビットコインのプログラムを調べて手を加えれば、技術のある人ならば新しい仮想通貨を作ることができます。
引用:仮想通貨のやさしい始め方
ではビットコインとアルトコインはどう特徴が変わってくるのか気になりますよね。もし投資的に仮想通貨を持つのであればぜひ知っておきたいことです。
2017年10月現在、アルトコインは1,000種類を超えているとさえ言われています。なのでこの記事でそれをご紹介するのはとてつもなく大変なので、まとめられているページをご紹介しておきます。
⇒関連記事:主なアルトコイン11種類の特徴まとめ!【超初心者用】
⇒関連記事:リップル、ネム、オーガー……。主要なアルトコインの特徴をまとめるよ。
ビットコインの相場とこれまでの価格変動
こちらがビットコインの相場とこれまでの価格変動です。細かくみていきます(こちらはBitcoin日本語情報サイトを参考に作成しました)
- 2009年1月:ビットコイン1つ目のブロックが公開
- 2010年7月:ビットコイン取引所Mt.Goxがサービス開始
- 2014年1月:取引所bitFlyerがサービス開始
- 2014月2月:マウント・ゴックス事件が発生
- 2014年8月:取引所coincheckがサービス開始
- 2017年4月:日本でビットコインを法律内で規定する改正資金決済法等が施行
- 2017年9月:JPモルガンのジェイミー・ダイモンCEOがビットコインは詐欺と発言
ビットコインのこれまでの価格変動に関してはビットコインリアルタイムチャート【価格・相場】で詳しく確認できます。
ちなみに北朝鮮のミサイル発射で多くの日本人が不安を募らせていたときに、ビットコイン保有者は得をしているというのが面白い話としてあります。
ミサイル発射でお金や金などが無意味になることを恐れてお金持ちが資産をビットコインに変えたことでビットコインの価値が上がったんだとか。
世界情勢によってかなり左右されるのが見て取れます。
ビットコインの取引所の種類と特徴
では、実際にビットコインを手にしたい!となったときに必要なのが取引所への登録です。取引所の中で日本で有名なのが『コインチェック』と『ビットフライヤー』です。
/>これらは「三菱UFJに貯金するか、三井住友銀行に貯金するか」という違いのようなものなので取引所によって大きく変わるわけではありません。
ですが少し特徴が違うのでご紹介します。結論だけ言っておくと、ぼくはほぼコインチェックを使っています。
コインチェックのほうが
- 取引手数料がやすい
- アプリがシンプルでトレード画面が見やすい
- 扱っている通貨数が多い
からです。
では2つの特徴をご紹介します。
コインチェック
- 資本金:9,200万円(資本準備金含)
- 取引手数料:0%
- 補償サービス:あり
- アプリランキング:7位
- 取扱仮想通貨:ETH,XRPなど計11種
ビットフライヤー
- 資本金:41億238万円(資本準備金含)
- 取引手数料:0.01~0.15%
- 補償サービス:あり
- アプリランキング:圏外
- 取扱仮想通貨:ETH
おすすめの取引所
ぼく個人的な意見としては普段メインで使用している「コインチェック」がおすすめではあります。
先ほどもお伝えした通り、扱える仮想通貨が多くアプリの機能性が高いからです。
ですが世界的な知名度など総合的に会社の信用度を考える場合は「ビットフライヤー」が良いと言えるかもしれません。
ここは好みです。ちなみにぼくはどちらも口座開設し、メインで使ってるのがコインチェックなので、2つとも開設するのも全然ありです。
ビットコインの購入方法
ではビットコインの購入方法を解説します。ぼくがメインで使っているコインチェックでのビットコインの購入方法です。
コインチェックにて購入する手順
では実際にビットコインを持つまでの流れを解説します。
ビットコインを持つには口座(お金でいうと銀行口座のようなもの)を開設する必要があります。銀行でいうと三菱UFJやみずほ銀行と言うように、ビットコインもいろいろな場所で持つことができます。
さきほどご説明したコインチェックやビットフライヤーなどが代表的です。
その2つでもコインチェックのほうが24時間取引可能であったり、たった1000円から投資を始められたり、サイト自体がシンプルで見やすかったり、扱ってる通貨数が多いのでおすすめです。
ぼくは2つとも口座開設しましたが、結局ビットフライヤーには僅かなビットコイン入れてる程度で使ってないです。ほぼコインチェックです。
なので今回はコインチェックの口座開設方法をご説明します。
まずはコインチェックのページを開きます。
⇒coincheck(コインチェック)
そうすると以下のページが開きますのでメールアドレスとパスワード(Coincheckで使用するもの)を入力して『アカウント作成』をクリック。
そうするとCoincheckから2通のメールが届きます。
この2通のメールが届いたのを確認し、再度コインチェックにアクセスして電話番号の承認をします。電話番号(+81からではなく080などからでOK)を入力して『SMSを送信』をクリックします。
そうすると1分もしないうちに6桁の承認番号が送られてくるのでそれを入力します。そうすると以下のような画面に移り、口座開設が完了となります。
ちなみにここまででビットコインは購入できるようになります。
しかし50001円以上の日本円入金と、30001円以上の日本円出金をするには、本人確認をする必要が出てきます。
本人確認方法も解説しておきます。
入金しようとするとクレジットカードや日本円振込にかかわらず以下の画面が出てくるので『本人確認証を提出する』をクリック。
そして必要記入事項を埋めていきます。
ちなみに免許証などの写真を添付するのですがうまく撮影できていないとはじかれます。なので1回で済むようにキチンと撮影しましょう。
すべての項目を埋めてたら『本人確認書類を提出する』をクリックします。
あとは本人確認書類の確認が承認されるのをお待ちください。承認されたらハガキが届きますのでそのまま本人確認を済ませましょう!
ビットコインウォレットってなに?
ビットコインの財布には、デスクトップウォレット(PC上の財布)、ウェブウォレット(Web上の財布)、モバイルウォレット(スマートフォン上の財布)、ペーパーウォレット(紙に印刷された財布)、ハードウェアウォレット(専用財布端末) 等の様々な形式があります。
各形式でセキュリティの高さや利便性が異なります。
引用:ビットコインの保管(ウォレット比較) | Bitcoin日本語情報サイト
ビットコインは言ってしまえば現金のようなものなのでどこに保管するか?は考える必要があります。現金でいうと、タンスに隠すのか、銀行に預けるのか、という感じです。
ビットコインウォレットには以下のようなものがあります。
- ソフトウェアウォレット
- webウォレット
- モバイルウォレット
- ハードウェアウォレット
- ペーパーウォレット
- ブレインウォレット
などです。
それぞれメリット・デメリットがあるので一概にこれが良い!とは言えません。自分にあったウォレットを見つけましょう!
⇒関連記事:【仮想通貨】ウォレットって何?ウォレットの種類とその特徴について
こちらの記事が細かく説明してくれています。ちなみにぼくは『モバイルウォレット』にしました。今後変更する可能性はあり得ます。
ビットコインって儲かるの?
ビットコインで億万長者になった人がいるので儲からないわけではありません。
ですがリスクとリターンは表裏一体なので、どうしてもマイナスになってしまう可能性を消すことは難しいと言えます。
ビットコインの儲け方としてはいくつかありますが代表的な2つをご紹介しておきます。
キャピタルゲインによって儲ける
ビットコインを安く購入して価値が上昇した時に売ることで利益を得る手法です。
ビットコイントレードによって儲ける
株取引やFXのように価格の上下動を狙って利益を狙う手法です。
ビットコインで儲けるって怪しい!詐欺なの?
ちなみに「ビットコイン投資=詐欺」だと思っている人も多いですがそういうわけではありません。キャピタルゲインやビットコイントレードなどで資産を増やすことはできます。
ビットコインに税金はかかるの?
投資的にビットコインなどの仮想通貨を扱うと税金が気になりますよね!
まずは国税庁の発表している内容をご紹介します。
ビットコインは、物品の購入等に使用できるものですが、このビットコインを使用することで生じた利益は、所得税の課税対象となります。
このビットコインを使用することにより生じる損益(邦貨又は外貨との相対的な関係により認識される損益)は、事業所得等の各種所得の基因となる行為に付随して生じる場合を除き、原則として、雑所得に区分されます。 (所法27、35、36)
引用:国税庁HP
ちなみにこの文章で出てくる雑所得とはFXや株などの売買による利益のほかにもせどりやアフィリエイトやネットワークビジネスなどで得た利益のことを指します。雑所得が1年間で20万円を超えた場合は確定申告をする、つまり税金を支払う必要があります。
なので、ビットコインなどの仮想通貨で得た利益に対して税金がかかることになります。ですが国税庁の発表といっても法律ではありません。
なので従う義務はないのですが、国税庁の発表に従わないということは最悪の場合だと裁判になって余計な税金を払って終わりになってしまう可能性があるとのことです。
ビットコインで知っておくべき騒動と事件
ビットコインを始めるにあたって頭に入れておくべき騒動・事件が2つあるのでご紹介しておきます!
ビットコインの分裂騒動
まず『騒動』と書いてある時点でバッドニュースに聞こえますが、実はそういうわけではありません。
ご存知の方も多いでしょうが、既に2つに分裂しているビットコインがあるのです。ビットコイン(BTC)と ビットコインキャッシュ(BCH)です。
ではなぜビットコインが分裂したかを解説します。
まずビットコインの要がブロックチェーンであることは先ほど解説しました。そもそもブロックチェーンはブロックを関連づけるものです。
そのブロック自体の規格を変えないか?ということで開発者(デベロッパー)や発掘者(マイニングする人)やユーザーなどの意見の食い違いにより新たなビットコイン(ビットコインキャッシュ)ができたのがビットコインの分裂騒動なのです。
たくさんの取引記録を取れるように、かつ処理速度を上げるために
- ブロックの中に書き込む情報を圧縮しよう
- ブロックサイズを大きくしよう
など意見が別れたわけです。
どのようにするかで『開発者』や『発掘者』や『ユーザー』などのどの立場が有利になるか?という問題があったため、騒動と言われるまでに至ったのです。
ちなみに2017年10月25日には2回目の分裂によりビットコインゴールドができ、2017年11月には3回目の分裂によりビットコインsegwit2x(B2X)(仮名)ができる予定です。
マウントゴックス事件
インターネット上の仮想通貨ビットコインの取引所「マウントゴックス」を運営するMTGOX(東京・渋谷)が28日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、同日受理されたと発表した。
債務が資産を上回る債務超過に陥っていた。顧客が保有する75万ビットコインのほか、購入用の預かり金も最大28億円程度消失していたことが判明した。MTGOXのマルク・カルプレス社長は28日夕の記者会見で「ビットコインがなくなってしまい、本当に申し訳ない」と謝罪した。
消失したのは顧客分75万ビットコインと自社保有分10万ビットコイン。金額にして「114億円程度」としているが、他の取引所の直近の取引価格(1ビットコイン=550ドル前後)で計算すると、470億円前後になる。
引用:マウントゴックス破綻 ビットコイン114億円消失 :日本経済新聞
日本で初めての取引所となるビットコイン取引所とだけありこれには残念に思えます。
またこれを引き金に『仮想通貨=危ない』という印象を日本人にかなり与えることとなりました。
ビットコインに関するメリットとデメリット
メリットとデメリットは表裏一体なので、ビットコインに関してもメリットもあればデメリットもあります!
ビットコインを持つ・使うメリット(リターン)
- 送金スピードが速い
⇒土日祝や15時以降関係なく個人間でお金を送金できます。 - 送金手数料利用が安い、もしくは無料
⇒銀行と違い送金手数料がかなり安いです。とくに海外送金が顕著です。 - 国が関係ない
⇒今までだと日本円・米ドル・ユーロなど国によって通貨が違いますが、ビットコインは全世界で通じるものです。 - 国家破綻時の資産のリスクヘッジになる
⇒銀行のように中央管理者がいないので日本が潰れても関係ないというわけです。
ビットコインを持つ・使うデメリット(リスク)
- 投機的側面がある
⇒レートが常に変動するので注意が必要です。 - 国によるビットコインの保証はない
⇒仮にビットコインの価値がなくなってしまったとしても一切補償はされません。 - 使える店舗数がまだ少ない
⇒まだ支払いや決済のツールとして浸透していないので使い勝手が悪いです。
まとめ
いかがでしたか? ビットコインと一概に言っても頭に入れなければいけない情報はかなりあります!ぼくも最初は困惑してものです。
ですがスポーツのようにやっていれば勝手に慣れてきて仮想通貨の専門的なこともスッと頭に入るようになりました。ちなみに、そうなったのは紛れもなく「仮想通貨を保有した」からです。
やはり百聞は一見にしかずなので、ビットコインに興味がある場合はぜひ1000円からでもビットコインを保有してください。
追伸
ぼくは知人にこう言われました。
仮想通貨って個人投資家しか参入していないんですが、今後は大手の証券会社がビットコインで上場投資信託を始めようとしてるんですよね。それが本格的にスタートしたら、機関投資家も参入してくるので、さらに市場規模は拡大すると思います。
そうなれば、ビットコインの時価総額も確実に上がるのでまだ間に合いますよ!
※ビットコインの価値などが急落しても責任はとれませんのでご了承ください
もともと仮想通貨を持とうとしていましたが、最後にこのことばに背中を押されてコインチェックで口座開設をし、最初は1000円分からビットコインを買ってみました。
ちなみにビットコインを持つことによって世界情勢に敏感になりました。少額でも毎日自分の資金(お金)が変動するので当然といえば当然ですがw
半分強制的ではありますが、アンテナを張るきっかけにもなったのでそれだけでも嬉しいことです。
少し前のぼくのように
- 投資に興味がある
- 仮想通貨を持ってみたい
という場合はぜひビットコインを持ってみてはいかがでしょうか?
1000円から仮想通貨を持てるので物は試しでやってみるのをおすすめします。
書いた人:ぐっちー
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