はなうた横丁

 ふらっとゆる〜く息抜きに。

僕らが思っている以上に、伝えることをしていないのかもしれない。


 人気記事

  ✔ 【グッドポイント診断】ビビるくらい当たる長所診断があるらしいのでやってみた

 理想の高い人が彼氏(彼女)ができない本当の理由

 Amazonプライム会員のメリットがやばすぎて吹いたので紹介する


スポンサーリンク

   
 
夏の夜、ぼくは涙が止まらなかった。
 
その理由はこの記事。
ぼくはいま仲間と3人で「PATERS」という名前で活動しているんだけど、そのうちの一人であるみやと、みやの母親との出来事に心を動かされた。
 
ちょっと聞いてほしい。
 

みや

f:id:mowmow18:20160801184235j:plain
 
みやという人物は、ぼくが接骨院の先生になりたくて通った柔道整復師の専門学校で出会った友達で、とてもアホな友達。
 
現在はなぜか意図的にホームレスをしている。
 
性格的にゆるい僕と、ゆるいみや。
波長が合いまくりだったぼくらは瞬時に仲良くなり、学生生活3年間のほとんどを彼と遊んで過ごしたりした。
 
ほぼ毎日一緒にいたもんだからお互いの考えていることが口に出さずとも分かるようになっていて、ここまで合う友達はスゴイなあと自分のことながら感心したものだ。
 
その後ぼくがPATERSを立ち上げようと思ったときも、まっ先に声をかけて、二つ返事でOKを出してくれた。とにかくなにか面白いことをするときはみやとやりたくて、居てくれると僕自身とても安心するからっていうのも大きかったと思う。
 
 

母とのこと

 
そんな頭のネジが外れちゃってる彼とは対照的に、彼の母親はとてもしっかりした人で、テキパキ仕事をこなす人だとみやから聞いていた。
 
そんな母の前で、彼がいつも突拍子もなく予想外の行動をするもんだから、母としては当然心配だったとおもう。彼のやることは、当たり前のように母から反対(心配)されていた。
 
そうこうしている間に「心配されるのも、止められるのも嫌だから」と、みやは自分の現状や、やりたいこと、これからしようとしていることを母親に話すことをしなくなった。
 
しかしそれからというもの、みやがなにか大きなアクションを起こそうとするとき、必ず彼のなかで母のことが引っ掛かっていて、全力でそのことに踏み出せないような、なんだか重い荷物を背負っているような、そんな様子が言葉にせずとも僕には伝わっていた。
 
 

ホームレスという生き方

f:id:mowmow18:20160801185531j:plain
 

前述した通り、彼は今ホームレスをしている。

 
ホームレスといっても家がないだけで、世間一般の人たちが想像するようなホームレスのカタチではなく、人に頼って、人と生きる、幸せなホームレスという生き方をしている。
 
詳しくはこの記事に書いてあるんだけど
彼としては「ホームレスに対するマイナスイメージを払拭したい」という強い想いがあるらしい。
 
でも、それは当然母には理解されなかった。
それがふつうの反応だ。息子がそんなことを言い出したら、ぼくが親でも驚くとおもうし、まず理由を聞くだろう。
 
話しても理解されないと判断したみやは、それを母親に伝えずに活動していたのだけど、SNSを通じてそれがバレて、ついには「連絡先も消すし、もう連絡しない」という事態になった。
 
母としては、息子がなぜかホームレスをしているし、そのことを伝えてもくれないし、理由もわからないし、その気持ちは痛いほどに分かった。
 
そしてさすがにこれは。。と思った彼はこの際キチンと母への想いを伝えるため、この記事を書くに至った。
彼が初めて母と向き合い、本音を、真意を伝えた瞬間だった。
 
 

伝えること

f:id:mowmow18:20160801190106j:image 

ぼくはみやがずっと母親のことで悩んでいたり、なにかをするたびに引っ掛かりを感じていたり、気にかけたりしている様子を隣で見ていて、相談を受けていて、すべてとは言わずともだいたいの一部始終を知っていた。
 
身内が自分のやろうとしてくれることを応援してくれない、理解してくれない、そんな彼の辛さも知っていたし、伝えることをしたくなくなる気持ちも理解できた。
 
ちゃんと伝えられていないんだから、理解できないのも当然だよなあ」と彼の母の気持ちもなんとなく汲んでいた。
 
だからみやがこの記事を書いて、それを母親に送ったとき、なぜだか僕もドキドキしていたんだよね。ちゃんと伝わってほしい。そんな願いもあったんだとおもう。
 
 

親と子ども

f:id:mowmow18:20160801190301j:image

そしてみやから報告を受け、ツイートを見たとき、僕はコメダコーヒーで泣いた。
 

 

やっと、やっとだ。ちゃんと伝わった。

当人ではないのにそんな想いが溢れてきた。
 
いろんな親と子の問題があって、そのほとんどが「自分の本心を伝えないこと」にあるんだろうなあと感じた。親と子のあいだには必ず愛が存在していて、怖がらず、恥ずかしがらず、まっすぐに伝え合えば絶対に分かりあえる。
 
そんな確信を得た。
 
 

恐れるな

f:id:mowmow18:20160801192258j:plain

自分の本心を伝えるのはこわい。
身内となるとなおさら。一番の味方だとおもっていた身内に反対されるのが、一番嫌だし落ち込むとおもう。やりたいことにも進みにくいとおもう。
 
親子だからといって、すべてを理解し合えるわけではないんだよね。たとえ血の繋がった親子だとしても、思っていることはちがうし、感じかたもちがう。分かり合えないこともでてくる。
 
そうなってきたときに「伝えること」というのは大切で、どちらかがシャットアウトしちゃった時点でそれはずっと解決しないままになるんだよね。
 
だからこそ僕は今回勇気をもって伝えたみやをすごいとおもったし、彼自身この件を乗り越えてからとても生き生きしているし、やりたいことに猛進している。理由は明白。今まで一番のストッパーだった母親が、一番の応援団になってくれたからだ。こんなに心強いことはないよね。
 
僕らが思っている以上に、伝えることをしていないのかもしれないな。そんなことを思った。
 
 
それからしばらくして、コメダコーヒーを後にした。店員に涙を見られて気まずくなったからだ。
 
外に出るともうすっかり夏の夜の仕様で、
気持ちのいい風が吹き抜けていた。
 
大切な人と向き合って、
自分の気持ちをちゃんと伝える。
 
そんなカンタンなことが大人になると難しくなるなあ、なんて思いながらまだ大切な人が生きていること、伝えられる環境があることに感謝をして、その日は実家へと向かった。