はなうた横丁

 ふらっとゆる〜く息抜きに。

星野源のくせのうたを聴いて。憂鬱な気分の朝に送る唄。


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引用元:くせのうた Yahoo!blog

 
休日の午前中、星野源のくせのうたを聴いた。
 
ほがらかな天気の中いろいろなことを考える。
このままぼーっとしていたい僕を肯定するように
暖かい日差しが射し込む。
 

 
ゆったりとしたサウンドに心地よく乗せられる。
そんな中、考えたことを書いてみようとおもう。
 

憂鬱な日

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たまにそんな日がある。
憂鬱な気分が心を覆って、なんだかなんにもしたくなくなる日。ちょっと今日はそんなエネルギーないやっていうとき。「なんとかなる」で生きてきたハイパーポジティブな僕にも、やっぱりそれはある。そんな憂鬱な気分を肯定してくれるような音楽をみんなそれぞれポケットに忍ばせているとおもうんだけど、それがぼくにとって星野源の " くせのうた " なのである。
 
 
前向きな音楽が多いなかで、たまにこうゆう曲が聴きたくなる。「そんなことないよ」と肩に手を回してくれるような歌。もちろん未来は希望に満ち溢れていてキラキラ輝いていることは知っているし、そう信じていたりするんだけど、たまにその眩しさに目を閉じたくなるときがある。たぶん人はいつでも前に進もうとしていたくって、少しでも前に進んでいる実感がほしいんだとおもう。わたしはいつでも頑張ってるよ!って。でもこれは誰にそうしろと言われたわけじゃなくて、自分との約束のようなもので。止まったら、なんかいけない気がして。
 
 
そんな未来の明るさは、あるときぼくらの背後に影を作ったりする。表向きは光を浴びて輝いてるように見えても、うしろ側には影ができているときがある。たぶんこれが「不安」ってやつなんだとおもっていて、こいつはちょいと厄介なんだ。そしてこれは誰にでもあったりする。そんな影の存在を感じるなかで、不思議だなあ〜とおもうのは、「その影を抱えたぼく」も全部まるごと含めて「自分」だということ。どうしても影の部分は見ないようにしがちなんだけど、そんな要素もひっくるめて「自分」ってやつが構成されていて、「影」も自分を作る一つの要素であって、必要なものなんだろうなあ、とぼんやり考えたりした。
 

暗い話がだれかを救うこともある

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人に暗い話は聞きづらい。
向こうから話してくれる分にはまだしも、こちらからは非常に聞きづらい。でも、そんな部分も知りたいなっておもう。なんでだろう?って考えたんだけど、それはたぶん「その人の深いところに触れたいから」だとおもう。根っこの部分というか、本質の部分。それは表向きの「光を浴びたその人」の裏側にあるものだとおもっていて、もっと暗くて、もっと不安定なところにある。一般的に「弱み」と呼ばれるところだったりする。だから光をたくさん浴びてる人(キラキラ見える人)ほど、影も強いんじゃないかとおもう。弱みがたくさんあって、それを見せないための輝きなのかなあ?って。
 
 
そう考えると、暗い話ほどフランクに話したいなとおもう。弱みというのはあまり人に見せたくないし、見せにくい部分でもある。だからこそフランクに聞きたいし、フランクに話してほしい。影の部分ってやつはみんなが見せたがらないために、世間では良いものとされていない。弱みを見せるといい顔をされなかったりする。でも本来だれでもそうゆう部分はあって、こっそり後ろ手に隠し持っている。みんなが隠しているから出しづらいし、悪いものだという認識が出来上がる。
 
 
だからね、もっと出していいとおもうんだよ。
わたしはこんな弱みがあって、実はこんな暗い部分があって、影の自分がいます。って。それは全然悪いことなんかじゃなくて、それを言ったほうは「弱みをさらけ出せた(本当の自分を出せた)」でラクになるし、言われたほうも「あ、この人が弱みを見せたならわたしも…」って暗い話をしやすくなる。ぼくは人から初めてこの話をされたとき、「ああ、普段こんなに明るい人でも暗い一面はあるんだな」って、なんだか安心したんだ。なんだかんだ言っても、ぼくと同じ人間なんだなって。この " 安心 " ってやつが人を救うとおもうんだ。 
 

それでいい

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毎日抱えきれないほどの出来事が目の前を通りすぎる。それはそれはめまぐるしく状況が変わっていく。ついていこうと走るたびにスニーカーの靴底はすり減る。そんな毎日を送っていると「止まっている自分」が嫌になったりする。「停滞」がものすごくマイナスに感じたりもする。でもホントはそんなことはなくって、ふと俯瞰して一歩引いたところから見ると「自分が自分でいられなくなること」が一番のマイナス要素だとぼくはおもう。
 
 
変化を求められる社会という荒波のなかで、どれだけ自分のままでいられるか。「社会的には」こうなったほうがいい!という文化のせいで、どれだけの人が自分を偽っているのか。営業マンを見ればわかるとおもう。会社の商品サービスを売るために、売れるための自分を作る。そして家に帰ってネクタイを外したら別人だったりするわけだ。社会を生きていくためには仕方ないことなんだろうけど、偽り続けた先にあるのはとても無機質なものなのかとおもう。
 
 
本来の自分。不器用な自分。カッコ悪い自分。
そんな自分を出して生きていられたらどれだけ楽しいことか。「それでいい」「そのままでいい」そんな言葉には何度背中を押されたのかわからない。ありのままの自分じゃ上手くいかない気がして、社会の「こうあったほうがいい!」に流されて型にハマる人は多い。そのままのあなたで生きたほうが魅力的なのに。素材を最大限に生かした料理が美味しいように、自分という素材を最大限に生かしたほうが人は輝く。それができるのは他の誰でもない自分だけであって、社会のチカラによって加工品にされないようにアレやコレやと今日も奮闘している。「自分で生きる。」というのは簡単なようでむずかしい。
 

同じような日々を生きている

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ぼくらはいつだって同じような日々を生きている。
こまかい出来事は違えど、大きな枠組みで見たなかの過程はおなじだったりする。おぎゃ〜と生まれてから幼少期を経て青年になり成人して中年から老人になりやがて死を迎える。ロングショットでみればだいたい同じような経過をたどり、同じような記憶があるのだ
 
 
そんな大きな流れがある中で、悩んだり泣いたり笑ったり喜んだり幸せを感じたりする。どれだけ今この瞬間が幸せでずっと続いてほしいと願っていても大きな流れには敵わなくって、その時間はむなしくも過ぎてゆく。逆にどれだけ苦しくてどうしようもない夜があっても、そんな夜は必ず明ける。どんな痛みも苦しみも過去になっていく。この「大きな流れ」には誰も逆らえなくて、どんな感情もどんな瞬間も大きな流れのなかにあってそれは着実に終わり(死)へと向っている。
 
 
だったらもう過去を羨んだり美化したりあの頃の青春に戻りたいと嘆いたり、はたまた未来に不安を感じたり絶望したりするのではなくて、どうせ流されてしまうのならば「今この瞬間」を全力で楽しめばいいじゃないか。とおもう。どんなに輝かしい過去があっても戻れなくて、どんなに不安な未来があっても流れ着いてしまう。人間はこのうねりに身をまかせるしかなくて、自分でコントロールできるのは「今ここ」しかないのだ。「今ここ」には " 感情 " がある。今のこの瞬間を楽しむも楽しまないもあなた次第で、あなたが決められる。過去や未来に関してこの選択権はない。
  

そんな日々を愛す

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どうしようもない日がある。
「おれってどうしようもないな」っておもって情けなくなる夜がある。そんなどうしようもない自分も「自分」なのである。自分を構成してくれている、大事な要素なのである。
 
 
だからね、
憂鬱な日も、社会にカタチを変えられたぼくも
暗い話も、弱いわたしも、愛せばいいのだ
どんな自分も愛して、どんな日々も愛せばいいのだ。
 
 
「自分のままで生きる。」
それはとてもむずかしいことだと書いたけど、
そこにはすこし嘘があった。
 
 
憂鬱でもいい。弱くてもいい。
暗い話があってもいい。「それでいい
そんな感覚をもって「いま、ここ」を
楽しみ尽くしながら大きな流れに身をまかせる。
 
 
それだけで幸せになれるとおもうのだ。
自分のままで生きられるとおもうのだ。
そのくらい人生はシンプルだとおもうのだ。
 
幸せに生きることはすごくシンプルなことなのに
大人になっていくほどに雑音が増える。
 
 
なんかまあつらつらと書きたいだけ書いたけど
結局何が言いたいのかというと、
みんな同じような日々を生きているってこと。
 
憂鬱な日はだれにでもある。
そんな日も、悪かあないんだ。ってこと。
ぼくもあなたも一緒なんだ。一人じゃないってこと。
長くなりました。読んでくれてありがとう。
 
 
 
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暗い話を聞きたいが 笑って聞いていいのかな
 
思いだして眠れずに 夜を明かした日のことも
 
同じような記憶がある  同じような日々を生きている
 
寂しいと叫ぶには  僕はあまりにくだらない
 
悪いことは重なるなあ  苦しい日々は続くのだ
 
赤い夕日が照らすのは  ビルと日々の陰だけさ
 
 
くせのうた  /  星野源
 
 
憂鬱な日に愛を。
 
 
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